金庫の鍵のお役立ち知識
一番安全なのは指紋照合式金庫
大切な金庫にはしっかりした鍵が付いていて欲しいものです。
金庫の鍵には大きく分けて4種類のタイプがあるので、以下に挙げてみましょう。
1.シリンダー錠式金庫
昔からある一番簡単な造りの金庫です。今でも旅館の部屋に置かれていたりします。
鍵で開け閉めが出来るので、鍵を失くさないことが大切ですが、他にもピッキングの被害も考慮しておかないといけません。
2.ダイヤル式金庫
オーソドックスな、ダイヤルを合わせて開けるタイプの金庫です。
ダイヤル番号を変えられる「100万変換ダイヤル」がほとんどで、中にはダイヤルが2つ付いているものもあります。
定期的に番号を替えた方が安心です。
シリンダー錠も一緒に付いていて、二重の鍵になっているものもあります。
このタイプの特徴は壊れにくいことです。
3.テンキ—式金庫
4〜10桁の暗証番号をプッシュボタンで押す金庫の鍵です。シリンダー錠との併用もあります。
鍵の開け方が簡単な上、暗証番号の変更もすぐできるのが利点です。
また、金庫を破壊するなどして無理に開けようとすると、金庫の中で自動的に『閂』が掛かった状態になる「リロッキング機構」が付いているタイプもあり、より安全性が高くなっています。
4.指紋照合式・静脈照合式金庫
指紋や静脈を鑑別して開く金庫です。
暗証番号を忘れたり、番号を人に知られる心配もないので安全性が高く、今、高価にも拘わらず一番人気のある金庫です。
金庫の防犯 金庫選びと設置のポイント
金庫には大きく分けると、耐火のものと盗まれないためのものがあります。
耐火金庫は、火事の時に中のものが燃えないようにするためのものです。
金庫だし鍵もあるのだから盗めないのではないか?と思うかもしれませんが、耐火金庫は防盗性は低いんです。
工具などを使用すると、簡単にこじ開けることができるのです。
貴重品を盗まれないように保管するためには、防盗の金庫を選ぶようにしましょう。
泥棒は、盗むのに時間がかかることを嫌います。
時間がかかればその分見つかり捕まるリスクが高まるからです。
そのため、まずはわかりにくい場所に金庫を設置することが重要です。
押入れの中や扉がある場所に設置し、来客など外部の人には見えないようにしましょう。
金庫のある部屋に鍵がかかると、鍵が二重になるので効果的です。
鍵以外にも、防犯システムなどを導入するのも良いでしょう。
次に、持ち運べないように工夫しましょう。
据え置き型や、壁などに固定することで、金庫そのものを持ち去られないようにしましょう。
そして当然ですが、しっかりと施錠をすること。
盗まれることなんかあるわけない、と思っていると気が緩んで、頻繁に中のものを出し入れする時期についつい鍵をかけ忘れてしまうこともあります。
どんなに気をつけて金庫を選び、設置していても鍵をかけていなければ意味がありませんので、施錠しているか確認しましょう。
金庫の鍵を無くしたり暗証番号を忘れた時にするべき事
金庫の鍵をなくしたり、暗証番号を忘れてしまって開けることができなっていまう事を経験したことがある方もいると思います。
ネット上ではドリルで開けるやこじ開けるなどという方法が載っていたりますが絶対にしてはいけないのです。
なぜなら、成功してもその金庫は二度と使えませんし、最悪中の物が壊れたり、どう頑張っても開かないという最悪の事態に発展する可能性があるからです。
まず試してみる事は、鍵をなくした場合だと鍵を探してみることです。どこかで落とした場合にはすみやかに警察に届けます。所轄署の管轄の間などの場合は両方の警察署に届け出を出します。
また、家の中などもよく探してみます。暗証番号の場合は普段使っている番号や使ったことのある番号を試してみましょう。ちなみに初期設定のままの場合0000や9999で開く場合もごくまれにですがあります。
探して見つからない、いろんな番号を入れても開かないこれはもうどうにもならないという時でも、絶対に自分でこじ開けないことです。少々お金がかかっても金庫の販売元に電話を掛けて聞いてみます。
急いでいる場合や販売元が対応してない場合は私たちにご依頼いただければ、リスクが少なく安全かつ速やかにお開けいたします!
お困りの際はお気軽にご連絡ください!