防犯性の高い鍵で家を守る!
複雑な構造で複製が難しいディンプルキー
ディンプルキーというのはシリンダーキーの一種です。
従来のキーのように鍵山がなく表面に大小のくぼみがある形式のキーで、この形状の違いは何百億通り以上とされているほど構造が複雑な鍵です。
ピンシリンダー錠という内部が複数のピンで構成されている鍵と構造は同じですが、構造が遥かに複雑です。
鍵を差し込むことでピンが押し上げられて回せる仕組みです。
一般的なピンシリンダー錠というのは内部のピンは1つの列で6つほどと少ないもので、その分ピッキングに対して非常に脆い構造でした。素人でも簡単に不正開錠ができてしまうことで侵入被害が相次いだのです。そこでより複雑化した内部構造のシリンダーキーが誕生しました。
それがディンプルキーです!
ピンシリンダー錠の内部は列が3つとピンが18本と、従来のものの三倍もの列とピンが加えられました。その分ピッキングにも破壊にも強い鍵になり、特にピッキングに対しては以前の約十倍も難易度が上がったものとされています。その高い防犯性から昨今の主流がディンプルキーになりました。
鍵がなくても鍵屋さんで開錠してもらえるように、ディンプルキーも全く破られないわけではありません。
しかし開錠には非常に時間がかかりますので、それを嫌がる侵入者からは敬遠されるという効果があります。複製自体も難しい鍵です。
イスラエルで生まれた防犯性の高いマルティロック
マルティロックはイスラエルの錠前メーカーの製品で、世界では60万個も販売実績のある防犯性の高い鍵です。
その構造が複雑なためピッキングに強く防犯性の高い鍵として知られています。鍵穴は複雑なキーウェイになっていますので、ピッキングツールなどが侵入することができなくなっています。
この鍵を製造しているイスラエルのメーカーは対テロ製品を製造しているだけあって、破壊に対する防犯性は断トツで高くなっています。テロが多発する地域で誕生した、セキュリティレベルの非常に高い鍵なのです。
また防犯性が高い理由は鍵穴だけにありません。鍵本体がインテグラル構造になっていて、鍵についた小さな丸いインタラクティブピンが上下に動くことで、ピッキングを防止し、複製を防いでいます。
合鍵作成も簡単にはできません。マルティロックオーナーカードに記載されているナンバーの他に身分証明書、鍵本体も必要になりますので、自分がいつも持ち歩いている鍵から知らないうちにコピーを作られるなんて心配もありません。
購入したマルティロックには補償もついています。万一ピッキングによりドアやドアロックが破損した場合には補償金額の範囲内で補償してくれますので、アフターケアも万全です。
防犯に有効な電子キーはタイプ色々
電子キーは、カードタイプの解錠、暗証番号での解錠、携帯での解錠といったいくつかのタイプがあります。今ある鍵穴の代わりに電子キーを取り付けるだけの簡単な施工で電子キーに変えることができます。
部屋や建物への出入をPCで管理することも出来ますのでオフィス等の防犯対策にも良いですので防犯性も高いキーです。カードが離れることで自然と施錠されるキーでしたら鍵の閉め忘れ防止にも向いています。
そもそも電子キーには鍵穴がありませんので、ピッキングの心配がありません。鍵穴がないということは、ピッキングを試みようとする泥棒に対しての抑止効果も高くなります。解錠し辛いということは防犯において重要なポイントです。
直接電子キー本体に鍵をタッチして解錠するタイプもありますが、バッグ等から鍵を取りださなくてもボタン一つで開け閉めできるスマートキーもあります。荷物をたくさん持っている時などには便利ですね。部屋に入って数秒後に施錠される電子キーなら、夜間などに鍵を締め忘れて寝てしまうなんて怖い経験をせずにも済みます。
カードキーとテンキー入力を併用するなど、防犯性を高めるために認証方法を2つ用意とすることでセキュリティ面でより安心感も出ます。